右肩上がり

右肩上がりへようこそ!専業農家のアラサーで二児の父による、気楽に気ままな日常ブログです!

「キレイなお姉さんは好きですか?」日本昔話ならぬ、現代幽霊話。


f:id:bousoukobito:20200403163143j:plain:w540

「私キレイ?」


そんな問いかけと共にマスクをとるのは、口裂け女さんである。




きっと、彼女の名前は、クチサケコ。



実はメイクミスってクチだけでかく見えてるドジッ子。



やだ、なんかかわいくてときめいちゃう……!!




彼女は、マスクが不足しているこのご時世、背後からそっと忍び寄る。


「あ、あのよかったら私のマスク使いませんか!?ホントにさっきつけたばっかりなので、えっと、その臭かったりとかしないので(>_<)!」



衛生的にどうなの?っていう質問は置いておいて、キレイなお姉さんであるクチサケコがマスクを提供してくれるのだ。




人が来るまで電柱の裏にそっと潜んで、「あ、来たかも!」っと思ったら個別パッケージの封を切って、装着してから出てくる。


「(あ、ダメ、まだ行かないで、え、ちょっと歩くの早いよぉ、追いつけないよぉ、まだマスクつけれてないよぉ!)」






あ、忘れ物したわ。回れ右、クルッ。



瞬間、後ろに忍び寄ろうとしたクチサケコと至近距離。



マスク越しに聞こえる呼吸音。

「シュコーシュコーシュコー」



ダースベーダーにはお帰り頂きたい。




急いで追いつこうとしてたから、きっとハァハァしてるだろう。



「(ハァハァ)えっと、あの、私キレイ?」


「へ?あぁ。キレイですよ。」


「(あ、キレイって言ってくれた、うれしいなぁ。よく見るとこの人カッコイイ顔してる…。まつ毛なんて私より長いかも…。)」



「……なにか用ですか?」


「あ、えっとその…(やだ、意識したら恥ずかしいよぉ。セリフ忘れちゃったよぉ)」



「なにもないなら失礼しますね。」


「やだ、いかないで!私これでもキレイ?」



「あ、逆ナンですか?ライン交換しましょう」

「え?」


「え?」





そんなクチサケコと旦那との出会い。





あとでクチサケコは旦那に聞いたそうな。


「私の見た目、コワくなかったの?」

「え?めっちゃタイプ」





ふぅ…なんて平和な怪談話。僕らは幽霊に恋をする。そんな時代に生きている。







そういえば、マスクってさ、一日つけてると「めっちゃ臭い」よね!



「え、これホントに自分の口臭なの…」ってくらい臭くない!?

如何にキレイなお姉さんといえど、一日つけたマスクは臭いと思うんだ!



でも、キレイなお姉さんっていい匂いするよね!うん!クンカクンカ!




はい、そんな感じで終了~


じゃ~ね~!




ついでに読んでいけしっ!

www.bousoukobito.com

www.bousoukobito.com